綿引明浩の展覧会 Pesce Luna 「月の魚」

綿引明浩の展覧会 Pesce Luna 「月の魚」

2010年 9月17日(金)− 9月26日(日)11時~19時 (日曜祝日は17:00迄)

綿引氏は現在50歳、東京芸術大学美術学部を首席で卒業後、アクリル画と銅版画で新境地を展開して来ました。
1999年頃より、透明なアクリル板数枚に裏面よりアクリル絵の具で絵を描き、重ねていくと平面なのに独特な奥行きと豊な色彩が生まれる独特な作品を創作し、クリアグラフと名付けています。
2002-3年には文化庁芸術家・海外派遣研修生としてスペインに滞在。
また、2006年ごろより制作している、主に人間と擬人化した動物や魚たちを銅版(キャスト)で制作し、それぞれを切り取り、組み合わせて舞台の上に配置するような独創的世界の作品を銅版画やクリアグラフで制作しています。綿引氏の作品は近年海外からも注目され、現代美術作品として国内外の美術館でコレクションされています
このたびは、銅版画、クリアグラフなど、綿引明浩の描くキュートなキャラクターたちが絵のなかを自由奔放に動き出す楽しい展覧会をクリアグラフのワークショップとともに開催します。 

・作品所蔵先 
東京芸術大学資料館
原美術館
東京国立近代美術館
茨城県近代美術館
水戸市立博物館
アルバータ州立大学(カナダ)


綿引さんと一緒に作品を制作しませんか?
クリアグラフのワークショップ 9月17日(金)・18日(土) 13時〜15時 
参加費2000円 (お申し込みは 06-6311-5380ワイアートギャラリーまで)

ワークショップの流れ
まずは、用意された下絵を選びます。(自分で下絵を描いてもOKです)
はがきサイズのアクリル板の下に下絵を置き、釘で絵の輪郭をひっかきながらなぞっていきます。
その後、アクリル絵の具をアクリル板に乗せて布でさらっとふくと、
引っ掻いた溝になっているところにアクリル絵の具が入りこんでいい感じに輪郭ができあがります。
その上に今度はスポンジでポンポンと色を置いていきます。
色を抜きたいところは竹串でごしごしと絵の具を取って、またアクリル絵の具を置いたり手でぬぐい取ったりして色を乗せていきます。
最後にアクリル板を裏返して表面の保護フィルムをはがしたら、クリアグラフ作品のできあがり!