ピュシスウエスト2019

大きいバナー.jpg

|Y art 企画展|

第1回 ピュシス ウエスト 5人展
萌えいづる版画家たち

2019年9月3日(火)〜14日(土)
開廊時間 11:00-19:00 (最終日は17:00迄)
日・月休廊
(2019年9月より定休日が 日・月 に変更となります)

自然を意味するギリシャ語「ピュシス」を展覧会名に掲げ、
自然豊かな東北芸術工科大学で版画を研鑽し、活躍している
卒業生の企画巡回展がすでに8年間、8回続いております。
このたび、版画コースの教授・若月公平先生のワイアートでの
個展開催を機に、ピュシス展出展者より常々注目している
作家を選抜し、5人展を開催します。独創力溢れる作品から、
気鋭のアーティストを発見してください。

大森 弘之 Hiroyuki Omori

omori-hiroyuki-[I'm-right-in-front-of-the-door-.jpg

「I’m right in front of the door」 220×305mm メゾチント

私は、人間の深いところ(核)に響き、時代を超えて人々に
「目には見えない普遍的な力の存在」が伝わる絵を描きたい。
銅版画技法のメゾチントで、そのビロードのような質感と黒に
特化した技法ゆえの強さを生かした絵を作ることを目指している。

齋藤 僚太 Ryota Saito

聖なる侵入-1.jpg

「聖なる侵入」206×160mm 木口木版画

自分の生まれ育った山形の木々をモチーフに制作しています。森の匂いや音、
温度や気配、光といった直接目では見えない、その場所に訪れて肌で感じた
ものを表現したいと思っています。技法の関係上、ある程度大きさが限定され
てしまいますが、その限られた画面の中にいかに空間を生み出して行くか、
それが制作するにあたって私が一番大切にしている部分です。


佐藤 賀奈子 Kanako Sato

twillight-invigorate-.jpg

「twilight -invigorate-」 170×170mm
ディープエッチング、アクアチント

毎日を過ごす中で感じる幸せ、悲しみ、切なさ。言葉で表しきれない感情を、
作品に込めています。銅版にインクを詰め、紙に刷りとると版の凹凸が紙に
刻まれます。それは、過ぎ行く今を形に残す行為だと感じています。複数の
版を重ねて刷る事で、色の重なりや深みを引き出しています。
刷られたインクは層になり、幾重にも重なり合い、たとえ最初に刷った版が
見えなくなっても、それは確実に存在し影響しています。

佐藤 妙子 Taeko Sato

1.佐藤妙子_ナユタ広告.jpg

「ナユタ」365×498mm エッチング、アクアチント 

私にとって制作とは、自然や宇宙と繋がり、自身もその一部分であると同時に、
全体でもある事を確認する手段です。その根底にあるものは、アニミズムの
心性です。世界各地の原始民族文化に見られる文様が、自然に対する畏怖や
崇拝から生まれ、織物の柄や装飾具などの中に息づいているのと同じように、
私も身の回りにある動植物を組み合わせることを通じて、自然から受け取った
感情を象徴的に表現し、自然の理の美しさや、その大きな愛を表現できたらと
思い制作しています。

西村 沙由里 Sayuri Nishimura

synchronicity.jpg

「Synchronicity」 300×365mm エッチング、アクアチント

動物好きの要素と、ここではないどこか別の時空を想像する要素が、
相まって龍という結果になっているのだと思います。