“画・刻・摺”渡辺洋一氏の個展案内には必ずこの文字がある。30年余、木版画一筋に向き合ってきた事を伝えたいため。
このたびは、野に咲く花や季節の野菜など身近な愛らしいものと共に、初夏の天空にそびえる、「山シリーズ・立山、穂高、北八ケ岳、南アルプス、谷川岳、浅間山」など35点を展示します。
渡辺木版画の魅力
■画は、近年そのかたちはますますシンプルになっている。
■刻は・版木となる樹木の硬軟、乾き、木目を最大限に生かす彫を追求。
■摺りは、木版の質感と木目を生かして、クリアな色調で表現。
濃淡、重ね摺りなど木版の面白さを生かした作品を制作しています。
永年、工夫を凝らして制作してきた書票作品34点も出展
Youichi WATANABE〈1951 名古屋生〉
1971年 浮世絵師北斎芸術に強い影響を受け、木版画研究に没頭する
1975年 浮世絵版画手摺師・加藤由太郎氏に指導を受ける。
1982年 月刊「なごや」(北白川書房)に〈僕の名古屋十二景〉を通算三十九図連載
1988年 季刊「版画芸術」六十二号(阿部出版)にて、オリジナル添付作品を制作する
1990年 NHK名古屋放送局・マイタウン情報・季節の花にて四十八図放映される
1994年 季刊「銀花」百号記念に添付版画「百物合掌」を制作
1995年 中山道木曽路十一宿(十二図)完成する
1996年 山のかたちシリーズ制作を始める
1999年 第十四回国民文化祭・ぎふ九九オープニングフェスティバル
オリジナルパフォーマンス・飛騨の祖王「スクナ」(両面宿灘伝説)二十図制作
1980〜
2004年 愛知・群馬・千葉・東京・静岡・岐阜・大阪にて個展多数開催